2006-01-01から1年間の記事一覧

30品目

近頃は世を挙げての健康ブームである いわく 1日には30品目を食べるべきである これは大変に難しい また世の中の一般家庭がこんなことを考えて 食事を作っているとすると 考えるだけで 疲れ果ててしまうのではないだろうか しかし簡単に30品目を摂取す…

美食

少し前 テレビのあるトーク番組を見ていたら 若い女優が 人間は限りある命である だから食べられる回数は限りがある 限りのある中では できるだけ おいしいものを食べるようにと心がけている と言っていた 若いのに 年寄りのようなことを言うと思ったが この…

冠水芋

冠水した芋は 本当は 売り物にはならずに廃棄されるべきものであった 弟と 買出してきた冠水芋をふかして食べてみた 餓えているので 何でも不味い物はないはずであったが 繰り返し食べていると なんとも不味いものであった もともと 戦時中のサツマイモは 茨…

買出し(2)

食糧難は終戦後も続いた そんなある日 洪水に見舞われて 埼玉県入間川が氾濫して 附近のサツマイモの畑が水浸しになった サツマイモは冠水すると がりがりして とてもまずくなる しかし食糧難の多数の都会の人たちがこの冠水芋を買い求めて買出しに来ている …

買出し

私が食いしん坊なのは 戦時中の食糧難で食べられなかった時の反動ではないかと思う 食料が不足すると 食べたい 食べたいと 考えることのかなりの部分が そのことに占領されてしまう 配給米はあったが 育ち盛り食べ盛りあった兄弟には足りるはずもなかった 山…

食糧難

昭和9年ごろであった 一家は山形県から東京に移り住んだ 目黒区三田町というところに 我が家はあった そのころの生活は 国民が生活をエンジョイできる平和な時代だったと思う 家には商人たちが 御用聞きに来た 米屋 八百屋 魚屋 酒屋 肉屋 薬屋など 面白い…

灯火管制

灯火管制という言葉が前の記事にでてきた 戦時中の言葉である 敵機が爆撃を加えるときに ここが東京であるとわからなくするために 電灯の光が外にもれないようにするためにやったものである それには 電灯の側面を黒い布で 電球の側面を黒い布で覆い 外に光…

視点を変えてみれば(2)

テレビではクリスマスの華やかな電飾が報道されている 本当に豪華できれいである そして毎年規模が大きくなり 世界の各地で豪華さを競っているように思える しかし 朝鮮半島の夜景の衛星写真をテレビで見た 南朝鮮が煌々と光っているのに反して 北朝鮮は真っ…

視点を変えてみれば

公園をはさんで 左右に側路が設けてある 側路の一方に 以前からひどく狭くなっているところがある ここはネックポイントだなと思っていた なぜ狭くなっているのかというと 民家の塀がここで折れ曲がっていて その折れ曲がっている角が道に突き出たようになっ…

バイキン

人間に寄生する 黴菌にも 利口な黴菌と馬鹿な黴菌があるように感じた コレラ菌 や ペスト菌などは馬鹿な黴菌 なぜなら 宿主の人間を病気にして 殺してしまうからである 宿主を殺してしまうと 自分自身も生きられなくなる これに反して 大腸菌をはじめとして …

セイタカアワダチソウ

春から夏にかけて 不思議な植物に出会った 1本の茎と葉からできていて 枝も出さずにただ大きく伸びるだけである 花がいつまでたって咲かない 蕾らしきものもない なんという植物なのかと不思議に思っていたところ これがセイタカアワダチソウであった 秋にな…

論理回路の思い出

昔の記憶で不確かであるが コンピューターに関係したものに 出会ったのは nearbrige氏が スイッチやリレー*1を使った論理回路から 加算機を組み立てたので 私も見よう見まねで 参加させていただいたのがその始めだと思う 論理回路の一番簡単なものを紹介する…

紅葉はもったいない

小田急 参宮橋駅付近の大きな道路は 銀杏並木である いま 大変きれいに黄葉している 前日の理論を使うと 銀杏の離層は 糖のシャットダウン効果が カエデなどの紅葉する木と比べると不完全で 離層ができた後も 残った葉緑素を使い枝に糖を送り続けて やがて葉…

紅葉と黄葉

昨日 黄色く紅葉した街路樹のように書いたが 黄色く紅葉とは変な言葉であることを気がついた 黄葉すると言う言葉がない?ので そのようになる なぜ赤くなるものと黄色になるものとがあるのか これは前にも論じたことがあったが 見たモミジバフーは 同じ木で…

似て非なる

今 住んでいる近所に淡島通という道路がある 一週間まえにバスから見える街路樹は黄色に紅葉していた 葉から見ると もみじ(カエデ)の一種だろうと思われる 昨日 ここを徒歩で通りかかったとき 街路樹はほとんど剪定されていて 葉がほとんど残っていてなか…

ストック

公園の花には 育てるようにして咲かせてもの つまり苗を植えたり 球根を植えたり 種をまいたりして 花を咲かせたものと 植木屋が咲いている花を 持ってきて 季節ごと植えているものがある 少し前 植木屋が なにやら草花を植えていた なんだろうと後から調べ…

車内アナウンス

昔の友達と小田急に乗っていたときのこと 友達が あの車内アナウンスはわからない “次は下北沢” といった後 英語で“ネクスト 何とか シモキタザワ”といっているのだが 聞き取れない 私が ネクスト ステーション と言っているのだろう というと それは違うと…

狭い道

今 川を埋めてできた公園は工事中である 再び小川を通して水のある公園にするためである そのために一時的に公園内は通ることができず 公園に沿ってあった道も半分ほどが使えなくなっている だからこの道は人一人がすれ違える程度に狭くなってしまった とこ…

勤労感謝の日

昨日は勤労感謝の日であった 国民の祝日である この日は昔なんと呼ばれていたか 調べてみると 新嘗祭 つまり神様に新しくできた米を捧げて 味わってもらう日であった 子供のころ このニイナメサイということの意味がわからず ただ ぼんやりと 神主さんの祝詞…

マグロ(2)

どうもよくわからないことがある 本当にマグロは不足しているのであろうか 不足しているなら なぜツナ缶があんなに安いのか そして最大の解らなさは 生のマグロと缶詰のマグロでどうして あれほどの値段の差が生じるのか? 生のマグロは 新鮮なまま市場に並…

マグロ

旅行記を書いている間 テレビではマグロが高騰していることを述べていた 世界一のマグロ消費大国日本にとって困った状態だという 原因はいろいろとある 乱獲による 資源の枯渇 石油値上がりによる 漁船の操業不振 などなど 大きな原因は 世界の人がマグロの…

後記

ある人から聞いたのであるが 韓国は今も戦時体制であるから 道路はいつでも ヘリコプターの着地 飛行機の滑走路用にと 用意されているため 歩道橋がない 歩道橋はそれらの目的に障害となるためだという なるほど 日本なら交差点などにいくつもある歩道橋がな…

大韓航空

飛行機は行きも帰りも大韓航空であった フライト アテンダントは 皆 背が高い 背の高い人を雇ったのかと思ったが 聞くところによると 韓国の人は平均身長がアジアで一番高いそうだ 髪型が古風に結い上げられていて 皆 水引元結*1 のような髪飾りをしている …

スーパー老人

時間が来て 飛行機に乗り込むべく 列を作った 列の後ろのほうで なにやら話している どうも 列の中に かなりの高齢者がいて そのことが話題になっているようだ すると 私たちのグループにもいます 80歳だそうです 振り向くと 私のことを言っているようだ …

仁川空港

仁川空港は実に広い 2001年の開港というから まだできてから間もないといっていい だから最新式の設備で きれいだ 成田空港と比べて これは負けたと思った 成田空港は狭いところにエレヴェーターだのエスカレーターなどの 施設をぎっしりと詰め込んでい…

余談

前日の “いやじゃありませんか 水兵は”という歌について述べたい 戦時中は言論統制が行われていて ガチガチの軍国主義だけかというと そうでもなかったと思う もちろん 歌は戦意高揚の軍歌が主体であったが 次のような歌もあった 1 腰の軍刀にすがりつき 連…

朝食

これから食事ですと添乗員 皆がぞろぞろと 空港内を歩く 仁川空港は広大である かなり歩いた つまり空港内にレストランがあり そこに入る さすがに いす席であった ソルロンタンという牛の骨 肉 内臓を長時間煮たスープの料理を食べる ここでも金属の箸と金…

空港へ

買い物のあと バスは空港へ おかしいなー このまま飛行機に乗り込むのであろうか 予定表では空港に着く前に 市内で朝の食事が済んでいることになっている バスは そのうち空港に着いてしまった ふと 恐ろしい不安に襲われた すでに 食べているのに 忘れてい…

韓国食品店

最後に泊まったホテルは レキシントンホテル 少し古めのホテルであった モーニングコールが5時だという いつもはモーニングコールの前に起きているのだが 電話で起こされた リュックサック一つで来ているので 簡単だが 要領が悪いので 結構 時間がかかる 集…

海鮮鍋

3日しか経っていないので すこし大げさだが いよいよ最後の晩餐となった 料理は海鮮鍋 日本の ちり鍋 とよく似ている 後から写真を見ると 材料に 油揚 こんにゃく などもある これも4人で鍋を囲んで 床に座布団を敷き 座って食べる 鍋料理というのは 日本…