バイキン

人間に寄生する 黴菌にも 利口な黴菌と馬鹿な黴菌があるように感じた コレラ菌 や ペスト菌などは馬鹿な黴菌 なぜなら 宿主の人間を病気にして 殺してしまうからである 宿主を殺してしまうと 自分自身も生きられなくなる これに反して 大腸菌をはじめとして 無数の腸内雑菌は 腸内のおこぼれの食べ物をもらって 生き続けるのである その中には消化を助けたり ビフィズス菌のように 腸内を整えたりして協力してくれるものもある これらの黴菌は利口な黴菌だと思う
なにが 言いたいのかというと 共生の大切さである 人間と腸内雑菌は共生しあって生きているのである 
人間が かつていた生物の環境を破壊したり 食べつくしたりして 絶滅に追い込んでしまうと 馬鹿な黴菌と同じことになる 資源枯渇まで招いてしまう前に 考えなくてはならないと思う
人間同士の争い 戦争なども 利口な行為とは言いがたい 共生を考えるべきなのだ