ジクソウパズル(2)

デタラメに描いた曲線

かなり前の話 書類を始末するとき いろいろな個人情報が書いてある書類なので悪用されるのを恐れてかなり細かく破いて捨てた 後からそれが保存しておかなければならないことを知り サー大変 細かく破いた紙片を集めて再生をはかったのだが これがなかなか難しい これなども少しも面白くなかったが自家製のジクソウパズルといえると思う

任意に破ったりちぎたりしたのだから 同じ紙片ができることの方がまれで 全部どこかが違う方が自然である

この例を持ち出したのは ジクソウパズルのピースが全部違うことの説明のためである

自家製のジクソウパズルをつくるとして 作り方の原理は簡単 好き絵を描いて 後は好き勝手に切って行く

上の図は好き勝手に波型の曲線を描いた切る前の図です 真ん中あたりのピースは4つの曲線からで来ていて その4辺はいずれもでたらめであるから同じものができないのは至極当然である 縁のところも1辺の直線部を除くと残る3つの線はでたらめであるのでこれも同じものができにくい

とは言え 改めてピースを見てみると カタカナのキの字に似たものが大部分である これだと同じものがあってもいい様な気がする ピースを数枚重ねて横から見ると微妙に重ならない キの字のピースは凸になっている部分が6カ所もあるそれに凹になっている部分を加え得ると 変化させる所が沢山あり全部違うようにするのは難しくないと思われる