DNAとコンピューター

N先生から教わったDNAがA(アデニン)T(チミン) G(グアニン)C(シトシン)のたったの4個の塩基を羅列した巻物からで来ていて これは全生物に共通である どうも納得ができなかった 象 虎 雀 ハゲタカ カブトムシ 蚊 ゲジゲジ ダニ 松 チューリップ サクラ コケ 等々 数限りのない生物がたった4コのA,T,G,Cから派生しているという 本当なのだろうかと最初に思った これは例えば 墨絵というと紙と墨があれば一応できるが カラーの絵画だといろいろな絵の具が必要になってしまうことを考えると たった4種のものから無限に近いいろいろな生物ができているといわれても にわかには信じがたく思えたのだ

ところが この現象と似ている ものが考えに浮かんだ それはパソコンである ウインドウズのパソコン アップルのパソコン 数々のタブレット また日本のスーパーコンピュータ 京 にしても 富岳 にしても また 今や人々がほとんど持っていると言われているスマホにしても これらの機器を動かしているプログラムやアプリは 0と1 の2種の文字で書かれている つまりどんな複雑なアプリでも中を覗くと0と1との複雑に並んだ巻物からで来ていると言ってよい たった2種の文字であらゆることに応用できる これをつくっているのは神でなく人間であるが なんと凄いことをやらかしてしまったのか

これを逆に言うと 0と1のたった2種しかなかったので取り扱いが簡単で大変な勢いで進歩発展したといえると思う

さて DNAの素子ともいえるA、T, G, C もたった4種しかなかったので 会合 離散が速くできた それによって驚くほどの多種多様の生物をつくることができた

コンピュータが2種の素子であれだけのものができるくらいだから 4種あるならもっと複雑なものができるはずだ それで地球はあきれるほどの生物の宝庫となった

なるほど納得できるかもしれない などと全くの素人がかってに思いました