2006-01-01から1年間の記事一覧

市民広場

宋廟をでてくると 公園のような林が在って その中で 寝そべっているものや 韓国式の将棋*1 をしているもの 座り込んで談笑しているものなどがいた たくさんの雀が女性の前に集まっていた 女性が雀に餌をやっているのである 女性の表情が無表情である このよ…

李王朝(宋廟)

前にも述べたが 李王朝は政治思想として儒教を用いた 宗教国家が腐敗を招きやすいということで儒教にしたのだ 儒教は教という字がついているが 道徳や倫理などを教えるもので 宗教ではないと思う 宗教でないから 死後の世界などは論じてはいない このような…

水晶店 賑やか通り

紫水晶を売る店に立ち寄る 団体旅行は いいのか 悪いのか知らないが このような店によく立ち寄るように組まれている 関心のないものには あまり有難くない 紫水晶はアメジストともいい 水晶は透明な結晶であるが これに不純物の鉄などが入ると 紫の結晶がで…

李王朝(昌徳宮6)

案内書を見ると いろいろと難しいことが書いてあるが 要するに この建物は 昌徳宮に勤めていた 住み込みの役人の家ということでいいと思う 特徴は白木作りで 塗料が塗ってない 冬など寒いかとも考えたが オンドルという暖房装置を使うのかもしれない 演慶堂…

李王朝(昌徳宮5)

大造殿を出た後 しばらく林の中を歩くことになる そして出てきたのは 芙蓉池エリア 絵葉書にでもあるような 美しい場所である 池があり 東屋があり おそらく昔 平泉の毛越寺のように 王侯貴族たちが ここで歌舞音曲を楽しんだり 小船に乗って 日本なら 和歌…

李王朝(昌徳宮4)

いろいろと見て回るが 何しろ大勢なので建物の室内など 人垣が邪魔になって撮影ができない やがて 大造殿に出てきた 王妃の住まいだったものである 建物の屋根の上の先端に普通は 名古屋城で言えば金の鯱 のように飾りの竜の瓦があるはずなのだがこれがない …

李王朝(昌徳宮3)

門を通過すると 広場になっていた かなり広い その奥に仁政殿があった いわばメインホールのようなものらしい ここでいろいろの重要な式典 行事 外交 などが行われた 右の画面は仁政殿 仁政殿前の広場 ガイドはマイクとポータブルスピーカーで説明している

李王朝(昌徳宮2)

昌徳宮は世界遺産である ソウルの重要な観光資源である だから 大変込み合うのはわかるが 少し多すぎる 日本語の案内だから周囲は全部日本人ということになる 案内嬢は大きな声でゆっくり話す 彼女の日本語は添乗員より きれいで聞きやすい しかし 大勢いる…

李王朝(昌徳宮)

ソウルの地図を見ると 大きな昔の宮殿が2つある 景福宮 昌徳宮である 景福宮は初代の王が創立したもの 昌徳宮はそれから後の王によって 景福宮の 離宮として建てられた 両方とも秀吉の朝鮮遠征により破壊される その後 景福宮は不吉ということで放置される…

石焼ビビンパ

お昼の時間である バスの中で添乗員が お昼を食べた後 ホテルで休まれますか?と聞いてきた 足の具合を心配したのだ 私は “昨日より かなりいいので皆さんと ご一緒します”と言った 痛さは依然として残っていたが 実際にかなり回復している様だし それに1人…

ロッテワールド免税店3

店内は免税店であるから シャネル エルメス ルイヴィトン などの有名ブランドが 安く買えるとのことであったが 私には猫に小判で 小物などを主に見ていた お土産にと チョコレートを見ていいたら 韓国特有というので 唐辛子入りのチョコレートを薦められた …

ロッテワールド免税店2

添乗員の話によるとロッテの免税店は 日本の観光客がたくさん来るので 店員はみな日本語ができ 安心して買い物ができます とのこと 買い物客の大部分が日本人なのであろう なるほど 韓流ブームで人気のある 俳優たちの写真が 店のあちこちに飾ってある ロッ…

ロッテワールド免税店

ロッテといえば 昨年日本一になった千葉ロッテマリーンズを思い出す ロッテの監督はヴァレンタイン 今年日本一になった日本ハムファイターズの監督はヒルマン 2年連続で 外人監督が実力を見せた 韓国にもロッテの球団が存在する チーム名はロッテジャイアン…

ハングル

水原からソールに向かう まずは ロッテワールド免税店に行くためである バスに乗りながら 絵文字とハングルとno smoking と書いてある掲示板を見ていた ハングルとは表音文字で 字そのものには意味がない でも 日本のカナとは違うようだ カナは1音と1対1…

李王朝(水原華城4)

城壁に沿って しばらく歩くと 蒼竜門という 4大門のひとつに出た 後の観光は省略となる 大体のことはわかったが 後で地図を見ると 歩いたところは 城のほんの1部だということがわかった 城の中に華城行宮という 宮殿があり その中でTVドラマ チャングム…

李王朝(水原華城3)

このころ西洋の文化知識が入ってきた その知識を応用して 韓国の科学者は 独自に錘を使って重いものを持ち上げる起重機を造り 華城の建設に用いたという 最初 遠くに見えていた望楼の一つ 空心墩*1に着いた この空心墩には兵士が中に入って敵を見渡せるよう…

李王朝(水原華城2)

李王朝のことをもう少し述べると 高麗時代の仏教による腐敗を考慮して 儒教を国是の中心として 首都をソウルに移した 第4代の世宗大王は名君であり 漢字が読めない人が多いことを嘆いて ハングルをつくった 水原華城ができたころは 李王朝は最盛期であった…

李王朝(水原華城)

全国統一の新羅を倒して高麗が起こるが その高麗もモンゴルの侵略を受ける そして モンゴルの傀儡になった高麗は文永年間に フビライの国書を持参して 日本にモンゴルへの礼を尽くすことなどを促す 日本の拒否に会い 蒙古襲来となる 高麗はフビライの命によ…

朝食

朝 足は昨日よりかなり良くなっていた やれやれ 良かったと 身支度を整えてしばらくすると 添乗員から電話がかかってきた 足はどうですか?朝食の時間ですと言う 朝食は7時半でしたよね と言うと 7時ですと添乗員 間違えておぼえていたらしい どうもミスが…

温泉

夕食の後ホテルにもどる ここの温泉は11時までやっていますのでゆっくりは入れますとのこと それではと 皆は街に買い物などに出かける人が多かった 足が やはり 痛いので そんな気になれないので部屋に戻った さてと もし捻挫ならば 冷やした方がいいのか…

プルコギ

NHKテレビを見ていて 誰が官房長官かわからないまま時間が来たので ロビーに出かけてみると 皆が集まっていた 近くのレストランに歩いて行く 足の方は重症でないことがわかり 気が軽くなったせいか 良くなった感じである 助かったと安堵していた プルコギ…

ホテルに着く

バスに乗ると 1時間半ぐらいで 牙山にある温陽(オニャン)温泉に着く 韓国は地震もなく火山もない どうして温泉があるのだろう 温泉は活火山にはあまりなく むしろ死火山にある なるほど 三原山や富士山にはなく 箱根など死火山に お湯が出ている 韓国にも…

百済13

古墳群を後にして すこしバスに乗る 着いたところは 国立公州博物館 主に 武寧王の古墳からで出た 金の飾りなど 重要文化財に属するものを飾ってある 大変きれいな博物館である ただ 前にみた地下博物館に似ている 足が痛いので 簡単に見て回る やはり支障が…

百済12

展示で もう一つ印象に残っているものがある 青銅の神獣鏡である 直径17cmとテレビで見た 日本で よく出土している三角縁神獣鏡より小さい感じであった 日本のものと 百済のものとは どのような関係があるのであろうか ? これは観光案内などでは とても…

百済11

博物館の中はきれいに整備されていて 見やすかったが 時々 墓の空間を再現しているので その狭い入り口から入る時 苦労をした このことを 友人のK氏に話した時 K氏は 日本の高松塚古墳もそうすべきだった 外に文化財を移して 中を展示室にした方が 黴で劣…

百済10

公州は今まで述べてきた扶余より 古い百済の都である つまり 公州にいた百済が 隣 国 高句麗などの圧力で 扶余に遷都したのだ この公州時代の百済の名君が 25代の武寧王で 大和朝廷との国交を開き 博士の派遣などを行って 対日交流に貢献した この武寧王と…

百済9

バスから降りて 着いたレストランでチゲという鍋料理を食べることになる 韓国版ちゃんこ鍋といったところか しかし食べる場所は椅子席でではなく韓国式の座敷で食べる 畳の代わりに 一枚続きのビニタイルのようなもので床ができている そこに座布団を敷いて…

百済8

足の具合は休憩のあと 動き出す時 大変痛い 動き出してしばらくすると すこし良くなる 皐蘭寺からは 白馬江の船に乗るという 船着場までは 下り坂である 下りは 足にきついので 大変であったが 写真屋さんの肩を借りて降りる 彼だけでなく 他の人も手を貸し…

百済7

百済が敗北した時 遺臣の一部が日本に逃れた 彼らは 仏教文化や優れた学問など 日本に紹介することになり 日本の文化教育史上大きな役割を果たした 落花岩には もう一つの遺跡 皐蘭寺(コランサ)という寺がある これは百済時代のものではなく 後世の高麗時…

百済6

さらに しばらく歩く 登り坂道はいいのだが くだりの坂道は足が痛んだ くだりになると 写真屋さんが肩を貸してくれた こんなことで 落花岩という 遺跡にたどり着いた その上には 百花亭というお堂のようなものが建っている 新羅と唐の連合軍に攻められたとき…