李王朝(宋廟)

kutuzawa2006-11-08

前にも述べたが 李王朝は政治思想として儒教を用いた 宗教国家が腐敗を招きやすいということで儒教にしたのだ 儒教は教という字がついているが 道徳や倫理などを教えるもので 宗教ではないと思う 宗教でないから 死後の世界などは論じてはいない
このような考えから 歴代の王と王妃の位牌を安置してある宋廟はきわめて簡素なつくりとなっている 華麗なものを期待して行く観光者には 物足りないかもしれない
境内は大変広く 正殿に達するまでかなり歩くことになる 周囲には樹木が植えられている 
歴史を見てみると この宋廟も秀吉の遠征により 破壊された後 再建されたものである 秀吉の遠征が思っていたものより大規模なもので その影響も甚大で あったことを知らされた
上の写真は正殿 長い建物で全部が写真に写らない 扉が閉まっているので きわめて単調な感じである
 宋廟の続きはこのようになっている 左端も同様である