李王朝(水原華城2)

kutuzawa2006-10-24

李王朝のことをもう少し述べると 高麗時代の仏教による腐敗を考慮して 儒教を国是の中心として 首都をソウルに移した 第4代の世宗大王は名君であり 漢字が読めない人が多いことを嘆いて ハングルをつくった 水原華城ができたころは 李王朝は最盛期であったと言う 日本の同時代を比してみると 本居宣長 林子平など生きていた時代で比較的新しいものである 最盛期ということは この城の広大な敷地を見れば うなづける もちろん 秀吉の朝鮮出兵のかなり後にできたものだ
上の写真は 城壁に空けた銃眼で この穴から敵を観察して 矢を放ったり 銃を撃ったりする
 
案内書によるとこの建物は 東将台というもので ここで軍の司令官が兵士に命令を下したところだという 軍の様子が見えるような高台に建っている 見学できなかったが西将台というものもある