狭い道

kutuzawa2006-11-26

今 川を埋めてできた公園は工事中である 再び小川を通して水のある公園にするためである そのために一時的に公園内は通ることができず 公園に沿ってあった道も半分ほどが使えなくなっている だからこの道は人一人がすれ違える程度に狭くなってしまった
ところがここをかなり速いスピードで自転車が通る 大変危ない 
いまかりに自転車の重さが大体 人の重さと同じとして 人の速さの3倍で走ったとする
この自転車が人にぶつかったとしての衝撃を自転車に乗った人が持つエネルギーから考えてみる 
エネルギーは 重さに比例し 速度の2乗に比例する 乗っている人と自転車の重さの合計は普通の人の2倍
そして 3倍の速度でぶつかると 3×3=9倍 つまり 2倍×9倍=18倍のエネルギーを持つものが 人にぶつかってくるのである 人と人とがぶつかった場合に比べて18倍の衝撃を受けるだろう
これはたまったもんではない しかも 人と人はやわらかい人間同士だが 自転車は車輪など細くて硬い物質でできている 大変な怪我となるだろう 自転車だから ぶつかっても たいしたことはないというのは誤解である 自転車の人 狭い道では どうか速度を緩めて走ってください