2005-01-01から1年間の記事一覧

陶器博物館

日本の歴史は 日本人の間で起こした興亡の歴史であるが トルコの歴史はいろいろな民族の興亡の歴史である ローマの支配 ビザンチンの支配の後 遊牧民だったセルジュックトルコが興り コンヤに首都を構えた 11世紀ごろである 9月23日朝 そのコンヤを見て…

隕石口

トルコ人のガイドが めずらしいものをご覧に入れるという これはガイドブックには書いていない また私も最近 知ったものですという どうも 知る人ぞ知るといった類のものらしい そこは もう1つのキャラバンサライだった ただ 荒れるに任せて保護してないよ…

隊商宿

シルクロードというとキャラバン(隊商)を思い出す キャラバンの1日に移動可能な距離は30キロであったという だから30kmごとにキャラバンサライ(隊商宿)があった その中で最も保存状態のよいと言われるものに案内された 前の方に人間の宿泊所 奥の方に…

有名スポット

絨毯工房を出た後 バスは再び カッパドキアの中を通る 絵葉書や旅行案内などにでている有名スポットを見るためである これらの奇岩はどうしてできたのだろう 昔火山が噴火して 火山灰 火山礫 火山弾などを降り注いだ 長い間にこれらは固まり凝灰岩と言う岩石…

絨毯

お昼にかなり充実した食事をいただいた後 絨毯工房へ案内された 絨毯の手織りの行程では 織子さんが 羊毛を使ったもの 絹を使ったひどく細かなものなどを織っていた これは大変な時間と技術が必要であることがわかった 絨毯やキリムが高価なのは 彼女たちの…

洞窟教会

トルコは 今は イスラムの国で99%の国民がイスラムであるが 昔はキリスト教の国だった トルコにキリスト教をもたらしたのは聖パウロである そして4世紀ごろ 修道士が凝灰岩に洞窟を掘りはじめて教会をつくり みごとなフレスコ画を洞窟に残した その後教…

SF映画の背景

カッパドキアという名前はどう言う意味なのか SF映画の異星の惑星の景色を思わせる景色のことに関係があると思っていたが 古代ペルシャ語で 美しい馬の国という意味なのだそうだ 大昔 馬の産地だったのか? とにかく面白い名前なのでおぼえやすい トルコ観光…

地下都市

9月22日早朝 バスはカッパドキアのカイマクルという地下都市を訪れた いの一番に着いたので まだ入り口は鍵がかかったまま しばらくして人が来て開けてくれた キリスト教徒がイスラム教徒の迫害から逃れるために秘密の都市であり 蟻の巣を思わせる構造で…

トルコ石

団体のツアーに参加すると 買い物の時間というのがある バスが次に止まったのは AGADというトルコ石の店だった 入ると店員による日本語の説明があり それから トルコ石を見て店員と交渉して買い求める 私は家内からトルコ石はすでに持っているから いらない…

大塩湖

アンカラからカッパドキアに向かう その途中に大塩湖(琵琶湖の3倍)がある トーズ湖という トーズとは塩のことらしい 遠くからみると白っぽく光っている感じだ 観光客のために踏み均した1本の道がある 道はかなり遠くに続いているようだ この湖には入る川があ…

霊廟

博物館見学を終わり アタチュルク霊廟にむかった アタチュルクというのは建国の父という意味だそうで 近代トルコをつくったケマル パシャのことである 彼はスルタン王政を廃止して 共和制として最初の大統領になった そして政教分離の国家を実現した これは…

ミダス王

見たものの中でどうも不思議なものがある 博物館にあったミダス王の棺と言うのがそれだ 私が知っているミダス王といえば 神様に頼んで手で触るものすべてを黄金に変える能力を持たせてくださいと頼んだ 神様を彼の願いをかなえてやった 彼は空腹になって食べ…

博物館

9月21日 トルコの首都である アンカラから観光が始まった まず アナトリア博物館の見学 これはトルコに4000年も前から住みついた ヒッタイトという民がいて 遺跡からいろいろのものが出土している 数多くのものから 私はヒッタイトが世界で最初に鉄を使った…

到着

約12時間かかって インスタンブールに着いた だが これだけでは終わらない 約2時間の待ち合わせの後 国内機にのりかえて アンカラに行かなければならない これが1時間 アンカラ空港に着いたのはトルコ時間23時 成田を発ってから 15時間経っている その後バ…

時差

太陽がいつまでも高いのである これは西へ行く飛行機に乗ると 飛行機が沈む太陽を追っかけるように飛行するために起こる もちろん太陽のほうが速いので いずれ 日暮れを迎えるが それまでかなりの余計な時間がかかってくる 私は時間を日本時間に合わせてある…

機内食

9月20日の午後 私トルコ航空 はインスタンブール行きの飛行機に乗っていた しばらくすると機内の食事となった 狭い四角のトレイに それぞれプラスチックの箱に入れられて ぎっしりと食べ物が並べられて詰まっている 実に 食べにくい ふたをとると どこに…

芙蓉湖

芙蓉湖とは 長野県北部にある野尻湖の別名である 湖岸線が複雑で芙蓉の花のようなので このように名付けられた しかし地図を見ると 花というより 五つの切れ口を持つ芙蓉の葉の方に似ている 実際に 葉に似ているから と書いてあるウェッブサイトもある 野尻…

スイフヨウ2

maさんから 酔芙蓉の美しい写真を送っていただきました maさんは風の盆に行ったとき酔芙蓉のことを知ったそうです maさんにお願いして ブログに載せていただきました 私は酔芙蓉は夕方に色が変わるものと思っていましたが maさんの写真のように午後には変わ…

スイフヨウ

石川さゆりのうたっている 演歌に ”風の恋盆歌“ というのがある なかにし礼 の作詞で 蚊帳の中から 花を見る 咲いて はかない 酔芙蓉 若い日の 美しい 私を抱いて ほしかった 忍びあう恋 風の盆 この中に出てくる 酔芙蓉とは どんなものなのか 説明によると …

自民圧勝

自民党が圧勝した なぜかについては 数多くの政治評論家が論じているのでもう論じても 二番煎じになってしまうが 郵政民営化法案が参院で否決されて 解散した直後に行った 小泉首相の演説が大変わかりやすく 心を打つものがあった 『参院では民営化はいらな…

よく似た花

比較的大きな花がだいぶ前から きれいに咲いている 芙蓉 と ムクゲ である あまり花に詳しくない私は 最初区別がつかなかった 両方とも葵科であり 花が似ている 咲いている期間がほぼ同じ 芙蓉のほうが 花がやや大きい 色は白またはピンクが多い 枝がしなっ…

交流直流両用

前前日のmaさんからの質問で 交直両用のモーターは どうなっているのかと 言う主旨の質問がありました これは たとえば 電車に直流のモーターを搭載しておき 直流領域ではその電流を直接モーターに流せばいい 交流領域に来たときは ダイオード という整流作…

交流を使うわけ2

昨日 地磁気研究所の側を通る電車は交流を用いることについて 解説をしたのですが 正しいかどうか インターネットで調べました 私は研究所付近の帯磁現象を避けるためとしたのですが もっと直接な影響があることがわかりました 電車を動かす電流は 架線から…

交流を使うわけ 地磁気

YHさんから 前日のコメントで なぜ 地磁気研究所のそばを通る電車は交流を使うのか また地磁気とは何かの質問がありました 私の知識は古いのかもしれませんが それなりに答えを考えてみました 強力な磁石に釘を近づけると 釘が磁石になってしまうことを実験…

複々線工事

かなり前 小田急の複々線化が具体的になったとき 完成は平成17年と予定されていた それで私は “ずいぶん のろのろしているなー こんなことでは できる前に また完成した途端 俺は死んでしまうかも”と K氏にいった K氏は元同僚で親しい友達である このこと…

近頃まれな

一昨日 用があり 小田急に乗った 世田谷代田で乗ると 梅が丘に着いた やがて出発 気がつくと この車両に乗っているのは 私1人だった これはとても異様に感じた 近頃このようなことは何年もあってない 珍しいことだった 時間は11時ごろである 代田の駅では…

セミ2

今 昆虫で一番人気は カブトムシ クワガタ である どうも 虫捕りに行って捕まえるのではなく お店で買ってくるらしい 店では 要求にこたえようと外国産の巨大なヘラクレスカブトムシなどを輸入していて 当局は やがて強い外国産の昆虫が不用意に放たれること…

セミ

夏の始まりのとき ジーー と 単調になくアブラゼミが多かった 今はミーン ミンミンミー となく ミンミンゼミが多くなったようだ それに オーシー ツク ツク と鳴くツクツクボウシもかなりいる 残念なことには 夕暮れに カナ カナ カナ となくヒグラシの声を…

ノウゼンカズラ

暑いので散歩するときは 朝の涼しいときにしている 何か珍しいものがあるときはいつでも写せるようにカメラを持参して歩く ブログを始めてからの習慣となった ある家に見事なオレンジ色をした花が咲いていたのでパチリ 後で調べてみると ノウゼンカズラ とい…

左右非対称2

私の左足のほうが大きいと述べたところ bacさんからコメントをいただいた 左手にも 同じようなことがあり ピアノを弾いている経験から 左手が大きいのがわかる とのことでした 私も経験から左手が大きいのが だんだんにわかってきました 以下は私の経験で…