ミダス王

見たものの中でどうも不思議なものがある 博物館にあったミダス王の棺と言うのがそれだ 私が知っているミダス王といえば 神様に頼んで手で触るものすべてを黄金に変える能力を持たせてくださいと頼んだ 神様を彼の願いをかなえてやった 彼は空腹になって食べようとするが 食べ物がすべて金になった 最愛の王女が来た 触れたとたん黄金の王女像にかわった この話は教訓的な おとぎ話とおもっていた しかし話は別として ミダス王は実在の人物で フリギアというヒッタイトの後から興った国の王だった
写真の棺の上の人形は後からのものだろう 棺の中にはミダス王の骨が入っているらしい 手前にある骸骨から人形の顔が複顔されたものだろう 側面にある容器はミダス王の墳墓から出土したらしい おとぎ話の中に出てくる人物が展示されていたのは どうにも不思議であった それにしても 王にしては着ているものが粗末で 何で彼が禿げていることがわかったのだろう