霊廟

kutuzawa2005-10-07

博物館見学を終わり アタチュルク霊廟にむかった アタチュルクというのは建国の父という意味だそうで 近代トルコをつくったケマル パシャのことである 彼はスルタン王政を廃止して 共和制として最初の大統領になった そして政教分離の国家を実現した これは重要なことで 国民の大部分はイスラム信者であるが キリスト教も ユダヤ教 その他の宗教もあり けして弾圧されるようなことはない このような自由なトルコをつくったケマルの功績はきわめて大きく トルコ国民が彼を崇拝してやまないのもわかる 
厳格なイスラム国家から見るとトルコは欧米に迎合した堕落した国家だそうだが 私の見る限り 国民の生活水準が高く 幸福そうに見えた 私は将来 他のイスラム国家も硬いことをいわないで このようになれば もっと平和になるだろうに と思った
写真は霊廟の前面 下の写真は霊廟の衛兵の交代である