メヴラーナ廟

この時代(日本なら鎌倉時代) コンヤの地にメヴラーナという 詩人で 哲学者で 宗教家でもある人が現れる 彼は イスラム神秘主義の一派 メヴラーナ教を創設する 音楽にあわせて 無心に体を回転しながら 無想の境地に入り あらゆる束縛から逃れて 神と一体になれる と言う 言わば 踊る宗教の元祖のような人だった 
この宗教はアタチュルクの政教分離政策のとき 禁止されるが 今は禁止されていない
昨夜泊まったホテルで トルコ帽をかぶり 白い長いガウンを着た メヴラーナの旋回する踊りを見物できるはずだったが 見物客が20名以上でないと 実演されない 客数が足りずキャンセルとなった
メヴラーナの廟があり 訪れた 土足禁止なので靴にカバーをかける 簡単なことだが 年配の私には 変に難しい とにかく 中に入ると メヴラーナの棺 その弟子たちの棺があった みなターバンを巻いたものが取り付けられていた 中央にはモハメッドのあごひげが入った箱が置いてあった 本当なのか?と思った
 財布に描かれたメヴラーナの踊り
 廟内の弟子たちの棺
 メヴラーナの棺
 マホメットのひげの入っている箱
 廟の外観