宗教と世俗

今エジプトで起こっているクーデターと 少し前に起こったトルコの市民デモとは共通点がある 両方とも指導者が 宗教色が強く 反政府デモの人は世俗的な色彩が濃い 要するに政治に宗教の理念を持ち込んで これを基礎にして国を治めるか または政教分離をして宗教と関係のない政治をやるかである
何年か前にトルコを訪れたことがあった トルコ建国の父と言われている ケマル アタチュルクは徹底して政教分離を行い コーランと関係があるといってアラビア文字を排してアルファベットを用いたほどであった おかげでトルコの看板は何とか読めるのだ そして宗教的束縛がないので経済発展も著しいという 
タリバン見られるように イスラム原理主義は女性の教育を拒否するなど 前近代的なことが多い タリバンイスラムの極右翼としても 宗教国家は何かと制約があり自由が束縛されるのでインターネット時代の若者から敬遠されると思う
エジプトの政変とトルコのデモは 宗教的 と 世俗的 とのクラッシュと見ている