交流を使うわけ2

kutuzawa2005-09-08

昨日 地磁気研究所の側を通る電車は交流を用いることについて 解説をしたのですが 正しいかどうか インターネットで調べました 私は研究所付近の帯磁現象を避けるためとしたのですが もっと直接な影響があることがわかりました
電車を動かす電流は 架線からパンタグラフを通じて モーターに流れその後 レールに流れ去ります だから架線とレールには強い電流が流れています
一般に流れる電流のそばには同心円状の磁力線が生じます 図はこれを示しています この磁力線が地磁気研究所の邪魔になるのです
(磁力線とは同じ磁力のところを連ねたもので 磁力線のあるところは磁力の影響があること考えてください) 
交流の場合でも磁力線は生じますが 正方向の磁力線 反対方向の磁力線と交互に生じます (1秒間の50回)このような規則正しく変化するものは電車からだと すぐわかりますので 処理するコンピューターなどに除去プログラムを入れておけば簡単に取り除けるでしょう
ところが直流だと方向が一定なので 地磁気の変化なのか 電車からのなのかわかりにくくなります
このような理由が交流電車を走らせいる主な原因でしょう