自民圧勝

自民党が圧勝した　なぜかについては　数多くの政治評論家が論じているのでもう論じても　二番煎じになってしまうが　
郵政民営化法案が参院で否決されて　解散した直後に行った　小泉首相の演説が大変わかりやすく　心を打つものがあった　『参院では民営化はいらないと言っているが　これが果たして国民の意思なのか　国民に聞いてみたい　今度の選挙は民営化に賛成なのか　ノーなのかを問う国民投票なのです』なるほどわかりやすい
ポスターの標語が　自民党が　“改革を止めるな”　民主党が　“日本をあきらめない”
自民党はまるで革新政党のようだ　民主党は　今　日本は駄目な国になっていて荒廃しているみたいだ
自民党の造反者は“自分は正しいことをしたと思っている”といっているがシマッタと思っている人がかなりいると思う　民主党について言えば　自民党も民主党も　５５年体制の自民　社会のように歴然とした違った軸があるわけでなく　似たような政党だ　自民党に造反者がいるのなら　民主党にも郵政民営化賛成の造反議員がいてもよかったのではないか　これが参院でおこっていたら　郵政は成立して　今度の選挙はなく　民主のボロ負けもなかったと考えている民主の議員はいると思う（不可能だったと思うが）
それにしても　ああすれば　こうなると先見した　小泉首相の感は天才的なものがある