解散

昨日の党首会談で野田首相の突然の16日解散はサープライズであった 土俵際まで追い詰められた首相が土俵の真ん中まで押し返した感じがした
しかし与党の民主党からは 今 選挙に踏み切れば勝つのは自民党で 民主党に不利なのは明らかである なぜ政敵が大喜びするようなことを敢えてするのはどういうことなのかと怨嗟の大合唱が起こった 不満分子中には早速離党を考えている人もあるという 
自民党は 近いうちに という野田首相の言葉を楯にとり 遅すぎると迫っていた 野田首相はその約束を何とか守ったわけである この点 野田氏の誠実な人柄が感じられた
民主党は年明けの選挙を考えていたようだが 年が明ければ民主党自民党の人気の率が変わるとも思えない 一ヶ月ぐらい遅くしてもほとんど変わらないだろう それならば早いほうが良いではないか
嘗て 小泉首相が 自民党をぶっ壊す といって人気が上った 野田首相の発言で民主党はぶっ壊れるかもしれない がしかし 小泉首相と同じ効果で 選挙をしてみると そんなに民主党がボロ負けすることは無いかもしれない
今 維新の会 太陽の党 などなどといわれている新政党が注目を浴びているが これらと前からある既成小政党を合同した政党が第三極となり票を獲得するという話があるが この新合同政党は 俺が 俺が と主張する人物が多すぎてうまく行かないように思える 自己主張ばかりする人だけではグループとしての結束は難しいように思えるからである