失業率

今 欧米 日本で問題になっているのは失業率の高さである 世界的に見ても失業率は高くとどまっていて 改善するようにみえない
今後の見通しであるが これが趨勢のような気がする  というのは自動車 耕運機が馬や牛の仕事を奪ってしまったので 労働力としての馬や牛は要らなくなってしまった 仕事の無い牛や馬は失業動物となったが 牛や馬なら数を減らしたり増したりできるのでただ遊んでいる牛馬はほとんどいない つまり牛馬には失業問題はないということである
 ところが優秀な機械やロボットなどが人間の仕事を奪って 単純な仕事をする人間が要らなくなっても 人間はそれにつれて増減などできない 当然仕事の無い失業者を生む コンピュウターが事務をするホワイトカラーといわれている人の仕事の代わりをする 機械がさらに進んで万能に近いようになれば ますます仕事の無い人の割合は増えるばかりである 
ここからがSFの世界である 何でもやってくれる神のような万能の機械ができたとする 人間は働く必要がない 万能機械が何でもやってくれたり 供給してくれるからである こうなってくると人間は生きるために働かなければならないという従来の道徳観は古いものとなる 
結論として 失業率が高いのは慢性的になり どうも100%の就職率で国民が安泰をえられるということは 未来ではないのでは などと思ったりしている