懐かしの味(シャケ)

kutuzawa2009-01-17

シャケは昔から 安い魚で 我が家でも よく食べた 昔は冷蔵の方法がなく あってもきわめて 高価につくので シャケといえば 塩鮭であった
腐らないようにするために 大量の塩を使う シャケの切り開いた腹に まず塩をたくさん入れて また全体を塩まみれにする 塩引き という言葉は死語になってしまったが 塩鮭を意味していた
これを焼いて食べるのであるが その 塩辛い事! 一切れのシャケで ご飯が3杯は食べられる からすぎて 少しずつしか食べられないからである この点 経済的であった
たまに 生シャケというのが在って  我が家では生シャケに醤油を 少しつけて食べる
うまかったが 大変高価なのでたまにしか食べられなかった
ところが 
今のデパ地下などで売っている シャケはほとんど 生シャケに近い たくさん食べても辛くないのである 
塩鮭といって売っているものも 昔のようなあの びりっと するような 辛さが無い こうなると 昔の塩シャケが食べてみたくなる
近所のスパーで 新巻きサケ 2切れで 189円 というのは売っていた 大変安いので買ってきて食べてみると 昔ほどではないが これがかなり塩辛い 昔の味に近いものであった
しゃしんは 食べた残りのもう1切れ  一般の サモンピンク のものより どす黒い感じである