最強の調味料1

現職の時は仕事があるので仕事に頭が奪われて生活そのものには注意がいかなかったが仕事がなくなる生活自体に目が向くようになる その中で日に3度の食事は重要なとこであることが知らされる 病院生活や介護生活がもこうも長くなると 毎日出る病院食や介護食にも慣れてきてその傾向がわかってきた 先ず病院や老健のことから述べると 一汁三菜の和式献立が多い 三菜と言うのは主食と主菜と副菜で 主食はご飯かパンかで選択できるようである 私はご飯を選んだので毎日3食がご飯である 古畑病院のときは時々朝がパンの時があった この方が好きだ 毎日ご飯だとたまにはパンも食べたくなる

主菜は魚料理が多く魚3に対して肉2と言った割合である

副菜はひじきと煮豆 きざんだ沢庵やお新香 海苔の佃煮 副菜と言えるのかどうかわからないがフリカケなどである

食べているうち主菜より副菜の方が美味しく感じるようになった 特に沢庵や野沢菜などが微塵に切ってあるものが美味しい 

なぜこのように感じるのか考えてみると 病院食は低塩分食で いつも体が塩分を欲しているため塩辛い漬物が美味しく感じるのではないかと思う つまり塩分は最強の調味料らしい

またはご飯が大変美味しいので ご飯の美味しさを100%引き出してくれる副菜の方が適している 私はこの理由の方が当たっていると思っている ご飯に単に塩をまぶしたオムスビ 塩結びが大好きなのだ お昼にグリンピースご飯が出た事があった ご飯のグリンピースと食塩で炊き込んだものだこれが美味しかったつまりご飯自体が美味しいのである

かくしてフリカケが出ると嬉しくて もっとも一般的なフリカケ のりたま はさすがに美味しいが ゆかり しゃけ など 振りかけてご飯を半分ほど食べてしまう もう後はもうどうでもよい感じである なぜフリカケが美味しいのか フリカケは適当な塩味がしっかりついているからと思う

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老健の食事

主菜は鶏のソテー あとの副菜は野菜の煮つけ きざみ沢庵 他にきざみ黄桃がデザートとしてついている

この中で一番ご飯を美味しく食べられたのはきざみ沢庵である なぜか 沢庵はしっかりとした塩味が付いているからだと思う きざみ沢庵はもっと食べたいのに減塩を考えてほんのちょっぴりしかない いつも不満に思っていた

★訂正

一汁三菜の定義が間違っていました 一汁はもちろんみそ汁など 主食は言わなくてもご飯 三菜のところが主菜と2種の副菜という意味でした この写真では主菜は鶏のソテー副菜は野菜の煮つけときざみ沢庵ということになります