白内障(眼科医院にて)

その後4 5日 経ってから 下北沢にある かかりつけのY眼科に行った Y先生は女医さんで 優秀な先生と思っておる 医院はかなり混んでいたが 助手さんたちが 次々と目の検査をしてくれる かなりの部分がめがね屋の検査と重複するものであった やはり レンズをかけてもよく見えなくて 遠距離だけでなく 近距離も見えにくい そういえば近頃 本を読まなくなっていた 読むのに努力を要するようになっていたからである
最後にY先生の診断がある ここでもいろいろと検査の結果 白内障との診断 そして 白内障だけでなく 緑内障にもなりかかっていると言われる
どういう事なのか 説明してくれた 目は血液の変わりに房水という透明な液が目の周りに循環していて 目に栄養などを与えている あなたの目は 左右とも 隅角という 房水の出口の当たる部分が狭くなっていて 詰まっている状態です このままだと房水の循環が悪く いずれ眼圧が高くなり 緑内障になる危険性があります これは大変 
先生が薦めてくれた方法とは 白内障の手術であった 手術は目のレンズである水晶体を取り去り 小さな人工のレンズを取り付けるものである 人工のレンズはきわめて小さいので 目に余分な空間が出来る これが隅角の部分を広くして 房水が滑らかに流れるようになる 白内障緑内障とを一挙に直してしまう 一石二鳥の方法である事がわかった