(再開)断捨離の難しさ

長い間 習慣のように書いていたブログを書くのをストップしてしまいました ストップの仕方が唐突で気になっていたのです 前は習慣のように書いていたのですが 何やかやと身の回りに起こり 落ち着いて書くことが困難になっていたからです さて再開となると どこから始めればよいかわからなくなりますが 例によって思いつくままに順不同で書くことにしました これは私の時間的な記憶があやふやであるからでもあります 家内の病気からはじまり(これが最大の問題なのですが後で書くことにします) それに伴い 介護所の変更 この介護所の変更とは 住んでいる介護所を閉鎖して新しい介護所に行くということです すると所持品のうち必要なものを選んで持って行き 必要としないものを残すという仕事が入ります このことを考えるだけで大きな悩みになりました すぐこの仕事を始めるつもりでした  写真を始め工具 筆記具 実験に使っていたパーツ かなり膨大になる書籍 海外旅行にいったときの思い出の品など どれも捨てがたいものばかりです どうしたらよいか悩むだけで手がつけられず時間だけが無為にたってしまいました

最近 石原慎太郎が亡くなりました 亡くなる前に多分新聞記者と思われる人が もし天国にいらしたら誰に一番会いたいですかなど聞いていました 「それは裕次郎だろうね」 とでもいうのかと思いきや 焼かれて骨だけになったら脳がない 脳がないのにどのようにしてそんなことを認識することができるのか 待っているのは全くの虚無の世界だよ 俺はそれでいいのだと思う このことは私も感じていて 生まれる前は全く何の認識もできない虚無の世界であった 死後はこの生まれる前の虚無が続くことになりそうだ そう考えるとどんなに大切なものでも消えてしまうので 大切なものはなくなってしまう すると 終の棲家となる老人ホームに無理して持って行かなくてもよいのではないか 老人ホームで 長生きできれは別だが 常識的に考えて 2,3年 うまく行くと4,5年すると百歳を超えてしまう 

それには私が棄捨選択していると別れるのがつらく 思いでに浸ってしまい長い時間がかかりそうだ そこで目をつぶり 私の保証人になっていただいた方が選んだ 機械的に処理してくれる業者にお任せすることにしました

しばらくして がらんとした小部屋を保証人さんの携帯で見たときなんとも寂しい思いに駆られた