月日は百代の過客にして 行き交う年も旅人なり

有名な 奥の細道 の冒頭に出てくる文である 一世紀とは100年の事 10年一昔 など 10 100 1000 などの数は一区切りを感じる 西暦2000年を迎えたとき 世界の人は何かお祝いのようなものをするのかと思っていたが 私の記憶ではごく普通に過ぎ去ったような気がしている お世話になっているヘルパーさんから聞いた話だが 100歳をむかえた高齢者は内閣総理大臣から お祝い状と記念品が贈られるそうである だから頑張ってください そうですね と言っては見たもの これはかなり難しい確率だと思う スマホを見ると今100歳以上の人は8万人以上もいるそうであるがその約90%が女性とのことであった

たまたまであろうが 今の首相の岸田文雄さんは短い間であるが100代の総理 そして第二次岸田内閣は101代 マスコミは話題にしなかったのだが偶然とはいえ なんとなくカリスマのようなものを感じる 第一代伊藤博文から100番目なのだ それがどうしたと言われればその通りなのだが 100番目という区切りと101番目という新たな出発点という節目に立った岸田総理 何かやってくれるかもしれない 物理屋なのに説明のつかない力を信じるなんてと怒られそうであるが つまり不思議なことが起こるかもしれない ついでに50代総理はと言うと吉田茂であった