ペットボトル ボーリング

その日 デーケアに行くと 皆が集まったところで おはようございますとあいさつがあり リハビリ運動が始まるのであるが その前に パズルやクイズをだしてメンタルのケアもやってくれる その日にでた数種のパズル 易しいものが多く 答えの前に大体わかったのだが 次の問題が分からなかった

け 〇 〇

〇 〇 し え

ゆ き 〇 〇

〇〇のところは共通の語が入る クロスワードパズルなどは好きな方なのに できなかった 20人ほどいる老人たちも分かる人がいなかった スタッフがヒントを出してやっと分かった きっと皆さんなら難なくできるでしょう 答えをすぐに出してしまうとつまらないので答えは次のブログに書くことにいたしました

その日のリハビリゲームは10本ほどのペットボトルをピンに見立てて机の端にたててある 机の反対の方から 軟式野球のボール ゴルフボール 子供用の毬 の3種ボールでピンを倒して倒れたピンが得点になる いわばペットボトルボーリングである

早くも私の番になった 一番重いソフトボールが正確に当たれば多くのピンが倒れるはずだ 考えたのは正確さを出すため掌でボールを勢いよくなるべく遠くまで転がして手を放す これは コースはよいのだが勢いが足らずピンは倒れなかった 慌てて皆がやっているように最初から勢いよく球を打つように転がした これは勢いがあったがコースをはずれて 側面から落ちたいわゆるガターである 最後はゴルフボールしかないこれが当たらないなら0点である 幸い あたり4本のピンが倒れて40点であった

反省点として偉そうに理論立てをしてもうまくゆかない 筋肉が衰えているので頭の命令通り動かない それより日常の経験から常識的に打った方が高得点になるという事だ

その日 最高点120点を出したのは 見つからにひ弱そうな小柄のおばあちゃんでした 人は見かけに寄りません