リハビリゲーム2

車椅子の人がかなりいるので 立ち上がりでのゲームはない すべて椅子に座ったままでやることになる

f:id:kutuzawa:20201208141833j:plain

ゲームの図

図は机の上で玉をはじきゲートに当てるゲームである

★ゲートは紙コップの一部をそいだもので 紙コップにはそれぞれ点数が記されている

この図ではゲートが6個しか書いてないが実際はもっとたくさんある そして赤の印は得点が2倍になる

★玉はペットボトルのキャップである 裏(スクリューのある方)と表があるが表の方が滑りやすい          

★玉をはじくバネは下敷きのようなプラスチックの板から切り取ったものを支持土台の粘土で固めてある 打つ玉の数は決まっている

★簡単なようでやってみると 考えているより難しく 力足らずでとどかないもの 玉がそれてハウルになる つまり机から出てしまう 玉がバウンドしてゲートをまたいでしまうもの など 中にはバネをはじくとき手を添えて押してしまう人 これは 手ははじく速度より遅くなるので ほとんどゲートに達しない 黙って見ていたら0点になってしまうので介護人が そこはノーカウントにしてコツをのみこませてから やり直してくれる そこは普通のゲームやスポーツと大きく違うことである

★さて私の作戦であるが バネをはじくとき先端が最も速度が速いはずである先端のところに玉を置きそれでバネを加減してはじく やってみたが ハウルや途中で止まることはなかったがゲートとゲートの間をすり抜けたりしてあまり高得点に至らなかった

後から思ったのであるが バネを野球のバットの様に考えると 先端で玉を打つのは間違っていた もっとも能率のよい打ち方は バットに打撃の中心というのがあり それはバットの重心からほんの少し遠くにあり この点は決して先端ではない 先端に当たった時はハウルになることが多いようだ つまりバネの中央から少し遠くに玉が当たるようにして打てばもっと正確に打てたかもしれない 最高の得点は小柄で見るからに非力なお婆さんでした

★蛇足ですが 野球の選手が ボールを打つとき手にも衝撃を感じるのであるが ボールが打撃の中心にあたった時は手に衝撃が感じないそうである