リハビリ

私の若い頃の病院は病気の治療が終われば退院だった 予後と言うか アフターケアは各自の患者自身に任せていた しかし昨今では 治療の成果を確実にするため 私の経験したどこの病院でも少し回復期になるとそのまま無為に過ごすのではなく リハビリテーションがついてくる 前に骨折でお世話になった自衛隊中央病院 後で御厄介になる虎ノ門病院 形態は少しずつ違いがあるが リハビリが回復の一部であることは定着しているようである

ここ古畑病院でもリハビリがあり リハビリの最初は ストレッチ マッサージ これは自分の筋肉を使わないので実に快適である 療法士さんは絶えず今やっているストレッチがが痛くないですかと聞いてくる 少し痛いこともあるのだが 痛い心地いい という感じである しかし その後 自分で足を上げたり下げたり 腰を上げたり下げたりしたり 自身の筋肉を使うことになりあまり楽ではない 

筋トレのマシンを使ったものも経験した 一番使ったものは自転車漕ぎ これはジムなどでよく見かけると思うが 継続時間と漕ぐときの加重を設定して漕ぐもので かなり漕いでもキャンディー1個のカロリーを消費するに過ぎない これをもしダイエットの目的で使った場合虚しさを感じるであろう あるいは 1個のキャンディーが高カロリーであることを認識することになると思う

ある日 時間を長く漕いでいるとキャンディーの絵がクリアされて次の段階のカフェオレの絵が出てきた つまりカフェオレはキャンディーの2倍のカロリーがあるのだろう

キャンディーの3倍は何が出てくるのであろうか とてもそこまでいかなかったのでわからない

【自転車を いくら漕いでも 元の位置】