怪力栃ノ心

相撲は長引く暴力問題 スキャンダラスな行事の出来事 新しく報道された春日野部屋の暴力問題と次々起こる醜聞でどうなることかと心配していたが 国技館は連日の満員御礼でホッとしている
それには 上位陣の横綱の休場などあったが それを補って中堅の力士が強く 中堅同士の戦いが面白かった スピード相撲の 千代の国 新鋭の 竜電 阿炎 人気者の遠藤 巨漢の逸の城 玉鷲 御嶽海 正代 荒鷲 等々 それぞれの取り組みが予測できない結果を出していて退屈する暇を与えなかった 簡単に言うと平幕の相撲が面白かった

中でも怪力 栃ノ心の活躍はすごく あの215Kgの 逸の城を 釣り気味に土俵の外に押し出した 栃の心は 張り手や かち上げを使うのではなく 四つ相撲になると強い 仁王様のような隆々たる筋肉 相手をつり出す怪力の持つ主である 過去に力が強く よくつり出しで勝つので 起重機とあだ名された 肥州山がいる 双葉山時代の人であるからよっぽど年配の人でないとしらないと思う 怪力といえば 腕力が強く この人に小手に振られると 絡まっている相手の腕の関節が壊れてしまうので 破壊王と言われた 現在の浅香山親方 魁皇である 魁皇に破を付けたダジャレにもなっている
あまり大きな国でないジョウジア《私の電子辞書は古いのでグルジアとなっていた》はるばるきて30歳での優勝 さぞかし母国でも大騒ぎで祝福してくれるだろう