大関栃ノ心

今度の相撲は 人気の横綱稀勢の里大関の高安が休場ということで 人気が気になったが 始まってみると いつも以上に面白かった
相撲解説者の舞の海が その理由を解説していた 栃ノ心はもう横綱級で 白鵬 鶴竜 ともう一人 栃ノ心 という事実上の横綱の力を持つ3横綱がいたようなもので この3人が優勝を争っていた 
私は栃ノ心の優勝を期待していたが さすがに横綱鶴竜は強く優勝 栃ノ心は13勝2敗の次点に終わった 来場所の大関栃ノ心の優勝を期待したい
聞けば 栃ノ心はけがのために幕下まで落ちて 再びこの位置まで這い上がった人だという これは栃ノ心が決して天才型の相撲でなく努力型の人であることを物語っている 私は彼の相撲を全部見ているわけではないが 相撲は正攻法で4つ相撲 相手のまわしを取り 引き付けて釣り気味に剛力で押し出す相撲が多い よく注文相撲といって 両力士が立ち上がると同時にさっと動きを横に変化させて 相手をはたきこむ 相撲の手にはこれもあるので文句は言えないのだが なんとなく正々堂々としてないという感じがする ガチンとぶつかってほしいのだ 私の見た栃ノ心にはこの変化で勝った相撲を私は見てない 相撲界のニコラスケイジと言われているらしいが 私は青い目のサムライといいたい 相撲の取り口が正々堂々としているからだ