スリル遊具

ひと月ほど前の事だったと思う ハウステンボスバンジージャンプの綱が切れて 男性が落ちた 幸い下にあるマットの上に落ちたので男性は軽傷で済んだ ハウステンボス側はこんなことは絶対にあってはならないことだといって平謝りに謝った その通りで このようなスリルマシン または絶叫マシンは 危険この上なく見えるが絶対安全であることが条件である
しかし あえて逆説的なことを言えば 万、万が一の事故が起こることが 究極のスリルマシンなのかもしれない 
世の中には ひょっとしたら 首の骨を折ってしまう(neck breaking)のようなスポーツがワンサとある 例えば スノーボードやスキーの曲乗り的レース マウンテンバイク パラグライダー 飛行機からのジャンプ 等々 一歩間違えば死に至るものである なぜこのような危ないことをこのんでするのかというと 命を懸けたスポーツを乗り切った時の ヤッター という達成感 行動時の物凄い緊迫感が英雄的な快感を引き起こすためであろう
絶対的事故を起こすことはないというのは神話である とは福島の原発事故以来言われてきたことである そうすると絶対的な事故を起こすことはないという スリル遊具 もないのかもしれない となると人は潜在的に万一起こる事故を織り込んで ジェットコースターにのりこんで終点に達した時 事故がなかったのでほっとしたという達成感とスリルを楽しんでいるのかもしれない 繰り返しになるが 万一の事故があるからこそスリルが増大するというとお叱りを受けるかな?