収束宣言への評価

原発事故を起こしたことは　理由がなんであれ　とんでもない重大なことである　しかし　起こしてしまったことなのであるから　あの時こうすべきだ在ったといっても仕方が無い
しかし　その後の経過に関しては　
事故後　間もないころ　とにかく　原子炉を冷やさねばと悪戦苦闘していた　しかし　あるタブロイド版の新聞の記事は　冷却水が　やがてあふれてどうにも仕様が無くなる　原子炉内部では再臨界がはじまり　やがて　チェルノブイリと同じような水蒸気爆発がおこり　これが起これば東北一円はもちろん　首都圏までが放射能汚染の起こるなどの可能性を示唆していた　タブロイド版の新聞は　良きにつけ　悪きにつけ　何でも事件を大げさに伝えた方が売れるのであろう　しかし　幸いなことに　そのようにならずにすんだことは　国家の収束プロジェクトが一応成功したと見て評価していいのではないかと思う
1部の政治家が言うように　これで収束宣言などとは　おこがましい　なるほど　これからが大変で問題は山図積みである　でも今のところ何とか冷温停止状態を保ち安定しているので　良くやったとは言わないでも　がんばったねといって　少しぐらい褒めてあげても良いのではないか　もちろん　お前の言うことは政府より過ぎるといわれてしまえば　その通りかもしれませんが