素朴な疑問

私は大学で物理を専攻した 特に物理がすきということは無かった 難しい数学を使うので理解するのが大変であったが 自分で選んだ道であり 物理を好きになろうと努力をした そして 難解な数学で武装された殿堂のような理論物理をさけて 物理の実利的応用方面を目指した そして 自分の専攻している学科に愛着を持つようになった
これは私だけでなく 英語の先生は英語好きで 歴史の先生は歴史が好きで先生になって自分の学科に対しては愛着と誇りを持っているともう
私がよくわからないのは 反原発の先生方である これらの先生方も核エネルギーのことを専攻されて やがて原発の技術者になろうとして勉強をしてきたと思う だから自分の専攻してきたものに 誇りを持ち 愛着を持ってしかるべきだと思う 自分の専攻してきた学科を蛇蝎のように嫌うのは 私にはわからないのだ それに最もわからない疑問は これらの先生方は 学生たちに何を教えていたのだろう 核技術を専攻しに来た学生に 大学の講義で あんなものはダメだからお辞めなさいという講義をされていたのだろうか? 
おまえは 単純すぎるといわれてしまえばそれまでであるが 単純すぎる私にはどうも不思議なのだ
前に タブロイド版の新聞時事のやがて起こるかもしれない再臨界について 新聞記者は記者の意見だけでは 権威が無いので 反原発の先生方の意見を引用している
もちろん 反原発の理論や運動は必要であると思う 民主主義とは政府とは違う反対意見が尊重されるべきであるが 事態を悪く悲観的に考えすぎているように見える