もしかして

南北戦争の時の南軍のリー将軍銅像の撤去をめぐり起こった騒動をめぐりトランプ大統領は窮地に立たされている 国を二分する問題を抱えてトランプさんはどう対処してゆくのであろうか
最近報道番組を見ていたら そして誰もいなくなった という話題であった そして誰もいなくなったというのは アガサクリスティーの有名な推理小説の題名であり怪しい人物が次々と殺されてゆくのである
トランプ政権の立役者ともいうべきバノン氏はトランプ大統領を操っていた影の人物と言われていた その人が解任されたのだ
それに大統領補佐官のフリン氏 報道官のスパイサー氏 党全国委員長のプリーバス氏 トランプ政権の最重要ともいえる人々をことごとく解任させた それで誰もいなくなったという言葉が出てくるのである
報道番組のコメンテーターの一人に 中林恵美子氏がいた 彼女はアメリカで上院の予算委員補佐官を務めたこともあるアメリカ通の人で ちらりと こんなことを言っていた「もしかするとトランプ大統領の方針転換なのかもしれない」この言葉ではっとした なるほど トランプ氏の任期はあと3年以上ある このままのごたごたの中で政治をしてよくのはいかに強靭なマインドを持っているトランプ氏といえども大変だろう
アメリカファーストの立役者を全部更迭したのでトランプ独自の政治の変化が可能になった つまり第一次トランプ内閣は終わったのだ そこで もう少し柔軟な政策を実施して とにかく今の四面楚歌の状態をなんとかしようと考えてもごく自然のような気がする トランプ大統領でって皆に嫌われる大統領より好かれて尊敬される方がいいと思うのではないか
もしかして 彼の方針転換があるかもしれない 全くの夢物語に終わるかもしれないが 期待したいものである