労働生産性

日付を見ると昨年の12月20日である NHKワールドニュースは日本の労働生産性が低いという あるNGO(非政府組織)の統計を発表していた それによるとOECD(経済協力開発機構)35ヵ国のランキングで日本は20番目であるという しかも先進国7ヵ国のうちでは最低となっている
これはどうしたことか 日本は勤勉さについていえば各国に引けを取らない いや上位を占めることは確実と思われるからである
そもそも 労働生産性とは 決まった時間内に ものを作ったりサービスしたりする成果を就労人口で割ったものである
記事によると1位はルクセンブルグでこれはわかるような気がする まことに小さな国で少数精鋭の人が多いのだろう これは香港の平均寿命が世界1になったことと同じ現象なのだと思う
昨日サラリーマン川柳が発表されていた その中で
「ノー残業 守っているのは 課長だけ」
「効率化 改善するため 日々残業」
「会議の準備 するため また会議」
というのがあった つまり日本の就労時間が長いのが その主なる原因なのかもしれない ざっくばらんに言ってしまえば だらだらと仕事をしていることになる 過去に何かの記事で見たのであるが 日本人は仕事中に同僚と無駄話をしていることが多いのだという
私は会社勤めではなく学校であったが 帰宅していい時間に帰ったことはまれで 仕事が終わっても同僚と酒場などにつきあってそこでまた仕事の話になる
政府も残業が多いのを何とか改めるように働きかけているがなかなか難しいらしい