エンゲル係数


老人になってからの病気は回復が遅々としている ひどい風邪を引いた後 食欲も影響されたが 近頃ようやく回復して 長い間食べたくなかった牛丼を食べてくなり 渋谷に行ったとき食べてみた 前に 吉野家 松屋などの牛丼店のなかで 神戸のランプ亭の牛丼が私の好きな味である 単品で¥380 セットで¥530である 店によっては¥250のときも在るという 牛丼はデフレを表徴するようなもので 昔に比べると外食が大変安くなっていると思う
NHKのある番組によると 昔 よく使われた エンゲル係数 という用語が聞かなくなってしまったと言う エンゲル係数とは 食費 / 生活支出 つまり食費の生活費のうち食費の占める割合をいい これが低いほど富裕度が大きいといわれてきた 稼いだお金を全部食べるために使えばエンゲル係数は100%になりひどい貧乏ということになる
近頃はかなりの低所得者でもそれなりの安い食べ物があり 全部を食費に使わなくても良くなった エンゲル係数は所得の多い人とさほど違わなくなってしまった これがエンゲル係数で貧富の基準を計ることが出来なくなり意味を失なったためだという
アベノミクスでデフレ脱却したとき 牛丼をはじめファストフードなど昔のようにそれなり高くなるのであろうか 素朴な疑問である
写真はランプ亭の 牛丼セット 久しぶりでおいしく食べることができました