春の懇親会(7)


浅草寺の境内で少し自由時間をとる お寺の中は相変わらず善男善女で混んでいた 幼いときからの習慣でお賽銭を上げる 健康などを祈ったが それなりの効果があるのだろうか 観音様も大慈悲で衆生を救うにしても 数が多すぎて処理が大変だろう
浅草の町並みは何処となく明治大正の面影を残している その路地をしばらく歩くと 途中 花やしき の前を通る 懐かしい 子供のころここで1日中遊んだ 遊具の他 中では映画演劇が行われていた 子供のころ広いと思っていた遊園地は大人になってから入って見たことがある その狭さにびっくりした 子供と大人で空間の意識が違うのであろう やがて 助六の宿 貞千代 が現れた 江戸時代風の料亭である