子供の時の絵

kutuzawa2010-04-24

前回の記事の続きである 私が子供のころ描いていた花の絵である もちろん 子供のころの絵があるわけではなく 昔の子供の私になったつもりで 思い出しながら クレヨンをつかって描いてみた 子供は鉛筆での下書きなどせず いきなり 好きな色のクレヨンを使い描き始める こんな感じではなかったかと思ったが 気に入らない どうしても大人が出てしまうのである たとえば バランスがよすぎる 花がシンメトリーでありすぎる 子供の絵はもっと自由なのだ それに植木鉢は描いたかどうかあやしいなどである
もう1つ思い出す絵がある それは 家と花を描いた絵である
これを見た友達が 家より 花 が大きいとはなんてバカな絵だろうと 軽蔑した なるほどと 大変恥ずかしい思いをしたので覚えている いまなら 君は近代絵画を知らないのか これは私の心の中の絵で 家より花が断然印象が強かったので それで花を大きくしたんだ(これは事実) とか 君は 遠近法を知らないのか 花は近くにあるので大きく 家は遠くにあるから小さい などと反駁できたのだが そのときは 友達がヤーイヤーイとばかりからかうので ただ 恥ずかしかった

この絵もやはり 子供を擬した大人の絵になっている