チューリップ


前回に出てくる小学校は太子堂小学校という名であった この学校の前に緑道があり これが環七まで続いている きれいな散歩道である 一室に留まってばかりいると 肉体的精神的によくないので このコースを たまに 歩くことにしている 疲れるとちょうどよいところにベンチがあり 休み休み行く 緑道の途中の小さな花で飾った公園がありそこにもベンチがあった このチューリップはそこに咲いていた
チューリップほど おとぎの国 を感じさせる花はないと思う アンデルセンの親指姫がチューリップの花から生まれたということで 何回となく その絵を見ているうちに そのように洗脳されたのか? それだけではなく ティーカップのような形がいかにも オトギの世界を思わせる それに色々な色 なんとなく超自然的で なんといっても ヘルヘンの世界を思わせる花では 王様的な存在だと思っている
子供のころ花の絵というと チューリップを描いていた 花と茎 葉が2枚で出来上がってしまう 構図としては簡単だからである 
チューリップの根元に咲いている小さな白い花は アリッサム