春の懇親会(8)


時間がたってしまっているので 確かではないが すべて昔風に造られた廊下階段などを通り2階に通された そこにはすでには既に配膳がしてあった 料理は 江戸町衆料理と言うもので 江戸時代は武士より町人の方が 金持ちが多く 町人は贅沢なものを食べていた 鬼平犯科帳に出てくる料理などを参考にして再現した料理だそうである

江戸時代の料理に限りなく近づけた感じの料理で 現代の料理に比べるとあっさりしていた 江戸っ子はこってりとしたしつこい料理より このような料理を好んだのだろう それが 素材の味を活かして なかなかおいしかった
和室であるので 正座して座る人が多かったが 中には私のように足が悪く正座できない人のために高めの座椅子が用意されていた これは大変楽である