地震

kutuzawa2011-03-12

近所のカレー屋さんで遅い昼食をとった後 部屋に帰り本を読んでいた 睡魔に襲われてうとうととしているときである 小さな揺れを感じた 地震だと思ったがまだボーっとしている ところがこの揺れがだんだん大きくなってきた これは大きいぞと感じていたが これが なかなかおさまらない がたがたと大きな音がしている 見ると本棚が揺れて後ろの壁にぶつかる音であった この本棚は狭い室用に奥行きが大変少なく背が高いきわめて不安定な構造である これが崩れると後の始末が大変である 立ち上がり本棚を押さえることにした 本棚をおさえながら揺れの静まるのを待っていたが なかなかおさまらない そのうちばらばらと音がした 入り口近くに積んであった本が崩れたのだ 長い長い揺れの後やっと揺れが小さくなった これだけ長く続くのはよほどの大地震に違いないと直感した 
有森裕子さんが 自分自身をほめてやりたい と言っていたが パニックにならず比較的冷静に行動できた自分を褒めてやりたい なぜそう出来たのか不思議である
テレビをつけると地震のニュースが飛び込んできたが いつもの地震報道とは違っていた いつもは震度とか震源地とかを示すのであるが アナウンスされるものは甲高い声の 津波の警告であった 速く非難してください 絶対に近づかないでください
東京の震度はどのくらいだったのだろうと思っていたが分からなかった 緊急なものを最優先したのであろう

上の写真は倒壊を免れた本箱 下は倒壊した積まれた本(ばらばらになっていたものを後から積みなおした)