子供受難時代

また3歳の女の子 心(ここ)ちゃんが殺されてしまった 
近所の小学校の生徒たちは集団して登校している いつから こんなに小さな子供の受難時代になってしまったのだろう 
私の子供の時代にも幼児誘拐と言うのはあった 人さらい に気をつけなさいなどといわれた 人さらいの目的は幼児を曲馬団などに売り飛ばすことだという もう故人になってしまったが俳優の花沢徳衛の兄弟の1人が 行方不明になり ある日 徳衛が巡業にきた曲馬団でピエロの服を着た少年が玉乗りをしているのをみかけた あっと思って会いに行ったが拒否されてしまい それが兄弟なのかは分からずじまいであったと話すのを聞いた
このように 昔は幼児誘拐の目的が現在とは違っていた
クロサワ映画に天国と地獄があるが これも幼児誘拐であるが目的は身代金であった 実際に起こった 吉展(よしのぶ)ちゃん事件も金目的の誘拐であった 昔は性犯罪目的で誘拐すると言うことはまれであったと思う 
近頃はその大部分が性犯罪目的である ここちゃん 事件もまだ確実な報道がされていないが おそらく性犯罪ということが想像される 少し古いが宮崎勤が複数の子を殺害したのも性犯罪だった インターネットには児童ポルノが現れ どうしてこのような変質者が多くなってしまったのかと思う
しかし もっと怖いのは その目的が分からないものである 宅間守は小学校に押し入り児童を8人を殺した 世の中への復讐と言うことであったが 本当の理由は謎である