巨人力士


富岡八幡宮の境内に 歴代の相撲の碑がある その中で巨人力士の碑というのがあって 実際の身長をあらわす柱状の碑が立っている 写真では読みにくいが 鬼勝象之助 釈迦嶽雲衛門などの名が書いてあり 名の真上に線が引いてあり これがこの力士らの身長ということだ 鬼勝のことは知らないが 釈迦嶽雲衛門は落語にもあり 聞いたことがある 釈迦嶽が戸をノックすると それは2階の戸であったなどの話である
身長226cm 体重172kgであった H氏が本当かな?少し大げさでないかな?という 現在の最も身長の高い 琴欧州でも204cm 体重155kgである 江戸時代平均身長が現在よりかなり低かった時代 このような巨人力士が居たことが信じがたいというのである しかし当時 食べ物は栄養的に食べられていないので 成長ホルモンの異常があったのではないかという人も居る 
釈迦嶽の肥満度(BMI)を計算してみると 53.2であった 比較のため琴欧州の BMIは 69.1で 琴欧州のほうが太っていることになる

下の手形に 大空武左衛門の名がある 彼もポスト釈迦嶽といわれた巨人で 228cm131kgであった BMI=33.1で 普通の人より少し太っていたぐらいである 彼の浮世絵を見たことがあるが 背が大変高いが 太った感じでなかった 彼の手形に私の手を載せてみた 私の手全体が 大空の手の甲の中に納まってしまった