中国の経済成長

中国がGNPで日本を追い抜き 世界第二の経済大国になるのは時間の問題だと言う リーマンショックの後遺症で世界がまだ低迷していると言うのに 全人代は8%の経済成長を掲げ 他の国が失業率の大きさで苦しんでいるとき 中国は労働者不足で悩んでいると言う なんとも羨ましい事である 世界で 中国の一人勝ちの状態が続いている
これはどうしてなのだろう 共産主義ソ連の崩壊で証明されたように経済発展では だめな政策であるとされていた しかし 中国の共産主義は 経済は自由主義形態で 政治は共産主義形態をのこしてある つまり共産党一党独裁なのだ この形態で今まで うまく言っていると言うことを認めざるをいないと思う
一党独裁ということは 選挙がないと言うことである 選挙があると 民衆の望むような政策を掲げないと 選挙に勝てない 鳩山政権が選挙に勝つため かなり無理なマニフェストと掲げて それが枷になって苦しんでいる
選挙がなければ 民衆迎合の政策は必要ないので 思い切った政策が実行できる 不満分子によって次期選挙に負けて政権を失うと言うことは 選挙がないので ありえないからである オリンピック開催のときの強制撤去 旧市街 農村の民家などの強制撤去など 少数の意見を無視して国益を最優先して実行しているのは 自由主義陣営から見ると甚だしい人権無視である だから 中国のやり方が是といっているのではないが 日本の場合 民衆の利益を優先するのはいいのだが あまりにも目先の国民のご機嫌取りばかりやっているのは問題があると思う たとえば消費税である 自民党は選挙に負けるのを恐れて 先延ばしにしてきた 民主党も4年間税率を上げないと先延ばしにするようだ そのために 国の負債は増え続けて あきれるほどの膨大なものになってしまった 政権は国民に嫌がられても 必要な政策は敢然としてとるべきだと思う