長期政権

近頃のテレビなどを見ていると プーチン政権の人気がだんだんなくなってきているという 圧倒的な支持率で大統領と首相を務めて11年の長い間政権のトップにあった 次の選挙でまた大統領に返り咲き メドヴェージェフを首相にするという 大統領の期限が在るから 傀儡のメドヴェージェフを大統領にして自分は首相になっていた 次期はこれをスワップするという まるで映画のシナリオのようなことが実現するのかと不思議である ロシアの国民も またプーチンかよ とそろそろ飽きてきたのではないかと思う プーチンが大統領になって長く続いたのは経済が飛躍的に良くなったためだと思う ソ連崩壊後の悲惨な経済状態に比べれば プーチン様様であったろう しかし 良くなって貧富の差が大きくなった 豊かになればなったで不満が生じる ロシアはもともと貧富の差をなくすことを政策としてきた共産主義の国家であった 昔を懐かしむ人もあるだろう
アラブの春と称されている チュニジアから始まった一連のアラブ独裁政権の崩壊はインターネットで啓発された民衆の蜂起によるものだった
http://d.hatena.ne.jp/kutuzawa/20110802
アラブの独裁政権はどれも長期政権で絶対的であった ロシアも長期政権になってきていて不満が出てきた これに比べると日本の政権は 外国の記者からまるで回転ドアーから出てくる人物のように首相が変わるといわれている短期政権である 国民の不満を首相を変えることによって和らげる 長期政権あるよう様な不満はないので これも1つの政治的方法かもしれないと思い始めている