ご飯

子供のころ 父に質問したことがあった どんなおいしいものでも数日連続して食べると飽きるのに ご飯を毎日食べているのに 飽きないのはどうしてなのか? 父の答えが どのようなものであったかはぜんぜん覚えていない だから今でも 疑問のままである 父の年齢を越してしまう年齢になり あらためて 考えてみると 1つの答えは ご飯が水と同じように 強い個性を持った味をもたないためといえないだろうか? 蟹は大変おいしいがもし4,5日連続して出されたら飽きてしまう それは蟹が個性的な強い味を持っているからであろう ご飯でも チャーハンのように強い味のついたものは やはり飽きてしまう
飽きると言うことはどうしておこるのだろう 人が飽きないで同じものを毎日食べると 栄養が偏ってしまう この栄養の偏りをなくするために 自動的に起こる 生理現象である ではなぜ ご飯が飽きないのか? ご飯は 3大栄養素のうちの炭水化物である 炭水化物は 体内で燃えて体温を保つのに是非必要なものである 私たちの体は 炭水化物が嫌いになり 取らないと大変困った状態になる つまり ご飯 パン うどん などは主食といわれている意味は これを必ず取るような生理現象になっている ことを示している つまり是非必要なものは嫌いになっては困るからという 平凡な答えになってしまった
もっと明快な答えはないものでしょうか?