准世界 中国

ブルーレイとHD DVDの争いはすでに終わって ブルーレイに軍配があがり いまや世界的にブルーレイのレコーダーだけが売り出されている事は前にも述べたことがある
http://d.hatena.ne.jp/kutuzawa/20080223
ところが最近のニュースで中国では ブルーレイでない DVD と レコーダーを売り出すと言う 話はこうだ 中国で ブルーレイに敗れた日本の東芝の技術者を雇い HD DVDを造り中国ブランドで安く売り出すと言うものである
もちろん 世界的には これは売れないだろう ブルーレイ以外のDVDは売っていないからである
でも 中国は 世界に売れなくても 中国だけで売れれば膨大な利益になるという 13億と言う人口はそれを可能にしている つまり中国だけで准世界を形成しているのである
日本では ケイタイを持っている人が ほぼ満杯に達していて さらに売るのはそれなりの工夫が必要になってくる ところが中国なら 満杯になるのは大変である まだまだ普及する余地があることになる むかし何のコマーシャルだったか “大きなことはいいことだ” というのがあったが 中国の巨大市場がものをいってきたと感じている
中国発のHD DVDは安価なので他の東南アジアの国や発展途上国にも売れるだろう
私としては せっかく ブルーレイで世界が統一してきたのに また DVDのシェア争いを起こすのは感心できないのだが