いじめ

水鳥は陸鳥に比べると 平和主義者かもしれない と書いたところ bacサンから 
『家の近くの白鳥たち、長い首を水の中に突っ込んで何をしているのかというと、魚を捕るのではなくて隣の鳥の足首に噛みついて虐めているんです!生存競争は厳しい』
と言うコメントを頂きました なるほど ダーウインの言うように 生物は必死になって生きているだけで 他の生物と平和に暮らそうとは 考えていない 食うか 食われるか またはライバルとして他を扱っているだけなのだろう
一見仲良くしているように見えるのは 人間がそのように思うのであって 争わないのは無駄な争いで 自分が 傷ついたり エネルギーを失っては不味い と言うだけの条件であろう このことから人間のイジメについても論及する事が出来ると思う 学校でのイジメはいつも問題になり あれほど長い間 論じられているにかかわらず無くならない これは人間の古い脳である脳幹部の仕業なのであろう 脳幹部は爬虫類脳とも言われて もっとも原始的脳である 生存競争に適した攻撃的な脳であるという この古い脳に新しい脳がかぶさっているのが人間の脳である この新しい脳 主に前頭葉が 攻撃的な脳幹部といつも必死に戦っている 新しい脳が学んだ 道徳や宗教で 脳幹部の勝手気ままをコントロールしている しかし 爬虫類だったときの脳が度々 顔を出してくるので イジメはいつまでもなくならない イジメは古い本能の名残だと思っておる