甘党

私はお酒があまり飲めない だから甘党である この飲めない人が甘党だ  と言うことは一般的に言っていることであるが 果たして どんな理由によるものなのか 実はあまり根拠のないことなのではないか 大変な酒飲みなのに 甘いものも大好きと言う人を多く知っている 
しかし友人の一人H氏は 酒飲みである そして甘いものなど 食べていられるかと 甘党を軽蔑したような言い方をする
これは 昔 お菓子などは 女 子供 の食べるもので 大の男は 酒を飲むと言う 男性優位社会の考えが いまだに残っているのではないか
確かに 甘味店に入るとお客は女性が多く 男性が一人で 蜜豆など食べていると気がひける 
でも このごろは 女性も盛んに酒を飲むようになった どうやら 男性は酒 女性は甘味というのは 体質でなく 社会的な風習によるもののほうが多いのではないかと思う
西洋人の場合 甘党は酒が飲めないかと言うと そんなことはない 西洋人には下戸がいないので すべての人が 酒が飲めるのである ただ 特別に甘いものが好きな人がいて I have a sweet tooth などという 甘い歯を持っているではおかしいので この場合の tooth は食べ物の好みを言うものであろう
Nearbridge氏は お酒が好きである しかし 氏は チョコレートとウイスキーはよく合うと言っていた チョコレートも甘い菓子のひとつであるから 変な話であるが ウイスキーボンボンと言うのがあり ウイスキーをチョコレートの殻で包んだものだ チョコレートとウィスキー または ブランデーは相性がいいのであろう