山焼き

前に若草山の山焼きは 二酸化炭素の増加につながらないだろう と言うことを書いた すると山火事なども 二酸化炭素の増加につながらないことになるのであろうか?
山火事の場合 炭酸同化を行っている現役の生きている木が焼ける場合が多い 二酸化炭素の吸収機能が急に失われて かわりに焼けることにより 二酸化炭素が排出される
やがて 森は回復するが それまで 二酸化炭素の吸収機能は弱体化すると思う つまり 巨木であれば枝や葉の数が圧倒的に多く 炭酸同化の作用も大きいはずだ それが失はれるので 有力な酸素製造工場がなくなり 再建するのに時間がかかるわけである  
ところが 若草山の山焼き 秋吉台の山焼きもそうだが 枯れ草を燃やしている つまり もう 炭酸同化の役目が終わっていて 二酸化炭素を吸収して酸素を排出できない枯れ草である だから 枯れ草を残しておいても 腐るとき 酸化が起こり同じように酸素が使われる 同時に 二酸化炭素も排出されるかもしれない それなら 焼いて 灰によるカリ肥料にしたほうが良い 次世代の草が元気よく 炭酸同化をやってくれると思う