二酸化炭素の処理

イギリスの前エネルギー省関係の人が 論説を書いている イギリスだけでなくヨーロッパは 今 二酸化炭素の排出削減にやっきになっているが そのうちに エネルギーそのものが不足して ヨーロッパが停電と言う事態に 陥る危険がある 考えられるのはイギリスでは石炭が豊富にあるから 石炭を燃料に使い発電すればいい しかし石炭を燃やせば大量の二酸化炭素が出てくる これは将来 CCSと言う技術で乗り越える CCSとは(Carbon-Capture and Storage Technology)二酸化炭素回収貯蔵 と言う事で 技術的にはまだ考え中の技術だが 簡単に言うと 天然ガスや石油を地下から採ったとき 採った後に空間が出来るはずだと思う その空間に二酸化炭素を挿入するのである つまり 天然ガスや石油が二酸化炭素と置き換わった事になる しかも 挿入した二酸化炭素の圧力で 天然ガスや石油がより出やすくなり 多量に出てくる 
なるほどこれがうまく行けば 二酸化炭素が多量に出てくるので 増設を渋られている 火力発電所もまた建設が多くなるかもしれない 核燃料発電は二酸化炭素を出さないが 核廃棄物がたくさんたまり この処理で困っている状態なのだ