縮小する熱帯雨林

アマゾンの熱帯雨林は 地球の肺 といわれている 動物の肺は酸素を吸って二酸化炭素を吐き出すが 地球の肺 はこの逆の事をやっている 最近アマゾンの熱帯雨林を切り開いて バイオ燃料の畑にする事が大規模に行われていて 問題になっていると言う ちょっと考えると 熱帯雨林も 畑の作物も 植物であり 同じ様に炭酸同化を行って 二酸化炭素を吸収するので そんなに悩まなくてもいいのではないかと思われる ところが畑は大体2次元の平面であり 熱帯雨林は背の高い植物から出来ている3次元の立体である 平面と立体では二酸化炭素を吸収する量が違うだろう それに 畑で得られたバイオエタノールは燃やしたときに二酸化炭素を生じて 畑で吸った二酸化炭素をオフセットしてしまう つまり+−0になる 熱帯雨林二酸化炭素を吸収しっぱなしである 効果が大きく異なる
最近 国連事務総長バン キ ムーン氏が アマゾンの熱帯雨林の現状を視察したそうであるが かなりひどいものらしい 現地の農民は経済が豊かになるので わかっているけれど やめられないのだろう