太鼓腹のスポーツ

国技館の名の示すとおり 相撲は国技と言われた 日本特有のスポーツで 世界でも珍しい太鼓腹の人に有利なスポーツだ  誰かが スポーツは主にノッポ と デブ のためのものだといった なるほど ジョッキーや体操などを除けば 野球 サッカー バレーボル バスケットなどなど ノッポの選手が多い プロレスなどはデブのスポーツだろう ただしプロレスラーの体格は全体的にがっしりしていて 太鼓腹ではない 
太鼓腹では 実はスタミナが心配なのであるが 相撲の勝負の時間は 他のスポーツに比べてきわめて短いのでスタミナは それほど考えなくていい ぶつかったときの衝撃力は重い人ほど有利なのだ
簡単な物理の例をあげると ある重さの玉とその2倍の重さの玉が 正面衝突したとき軽い方は2倍も弾き飛ばされる 交通事故で重いトラックと軽自動車が衝突すると 軽自動車はメチャメチャに壊れるが トラックはさほどのダメージは無いことは ご存知の事実だ
相撲は最初のぶつかったときのインパクトで勝負が決まってしまうことが多い それで太鼓腹になり格好が悪かろうと とにかく体重をつけるようにする
しかし重いものは動きにくいと言う有利な点もあるが この重い体を動かすのは自身の筋肉である あまりの重いときは 動きが鈍くなる 軽い動きの速い力士にかわされてし負けるることもある
また 前にも話した事があるのであるが 近頃の力士は怪我が多すぎる 怪我による休場で相撲をつまらなくしていると よく言われる つまり 大きすぎる体重を筋肉や骨が支えきれずに 容易に負傷してしまうのだ